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社員旅行は師走の屋久島
今年のテーマは構築だ!

もののけ姫の深い森屋久島

新年明けましておめでとうございます。
2022年の私のテーマは「構築」です。

昨年は長引くコロナに立ち向かうべく、またこの災厄をひとつの機会ととらえて精進を重ねてきた一年でした。
若干名の新入社員を迎えることができ、社員教育にも本気で取り組んでまいりました。
どうにか例年並みの売り上げを回復することができたものの、不動産金融業界を取り巻く不確実性は依然として高いままです。
外的要因に左右されない成長戦略とは何か、内部成長の先にこそ私たちの成長ストーリーが描けるのではないか。
本年もこの問いに向き合いながら、「構築」という重要課題に取り組んでまいります。

さて、昨年末のことでございます。
どうして師走のこの時期に?という周囲の冷たい視線の中、コロナ禍の間隙を縫って社員旅行を決行いたしました!
目的地は鹿児島の南西60kmに浮かぶ絶海の孤島「屋久島」
島のほとんどを深い森で覆われ、樹齢7000年ともいわれる縄文杉をはじめとする固有種の動植物がたくさん生息しています。
残念なことに東京圏からは直行便がなく、私たち一行は羽田から鹿児島空港を経由して降り立ちました。

屋久島は外周が130kmもある大きな島ですが、平らな部分がほとんどありません。
ジェット機のための長い滑走路を確保できなかったことから、現在も小型のプロペラ機だけが飛んでいます。
機内から見える屋久島の光景は今まで見たことのない不思議な世界でした。
海流の中に突如として現れる断崖絶壁。
ハワイ島を小さくしたような深い緑に包まれた姿は神々しく、とても神秘的でした。

屋久島といえば、何をおいてもトレッキング。
特に、標高1800mの「宮之浦岳」へのアプローチはとても有名なトレッキングコースです。
このルートは、片道で約5時間という結構なボリュームで、しかも12月ということで山頂付近では降雪の可能性もあるとのこと。
私たち「にわかトレッカー」の技術ではとても無理だろうとの判断から、比較的距離の短い「白谷雲水峡コース」を選びました。
標高600mのスタート地点から標高1000mの目的地「太鼓岩」の往復コースです。

片道2時間くらいの初心者向けコースですが、ここでしか味わえない景観は本当におススメです。
途中で何度も渓谷を渡り、森のあちこちに大小さまざまな滝をみることができます。
ここが日本一の降水量を誇る「水の島」であることを実感できます。
樹齢数百年クラスの屋久杉があちこちに絡み合うように生い茂り、その木々のあいだを深いグリーンの苔が埋め尽くすように自生しています。
アニメーター界の巨匠「宮崎駿監督」が、この深い森からインスピレーションを受けて「もののけ姫」を描き下ろしたことはファンの間では有名な話だと聞きました。

この鬱然とした原生林の中を歩いているだけで、自然に対する畏敬の念を覚えざるを得ません。
人間界を遥かに超越した何か、神様なのかどうかはよくわかりませんが、そんな圧倒的な何かの存在を感じてしまいます。
来てよかった屋久島。
ありがとう!
いつまでも神々しくそこにあってほしいと心から思います!

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