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トータルリターンで不動産収益を最大化する
インカム・キャピタルの良いとこ取りとは

 「不動産投資の魅力は何ですか?」と聞かれて、皆さん何と答えますか。

毎月の安定した賃料収入という方もいるでしょうし、売却したときの値上がり益というご意見もあるでしょう。運用期間中に賃貸マンションやテナントビル等から得られる賃料収入のことをインカムゲイン、不動産を売却したときに受け取る売却代金から購入金額と諸経費を差し引いた残りの利益分のことをキャピタルゲインと呼び、どちらも不動産投資における収益の柱となっています。

80年代バブル期の日本では、不動産投資を行う上でキャピタルゲインが一番の目的となっていました。「土地ころがし」という言葉に象徴されるように、資産インフレが進み続けることを前提とした一種の博打に興じた結果、総量規制に始まった金融収縮でいとも簡単にバブルは崩壊してしまいました。
2000年代に入ったあたりからは欧米の投資理論に倣って、運用期間中のインカムゲインと売却時のキャピタルゲイン(あるいはキャピタルロス)の両面を考慮した運用計画(トータルリターン)が重要視されるようになってきました。これは投資期間中のインカムゲインに主眼を置きながらも、不動産価格の上昇局面をとらえてエグジット(売却)する手法です。
現在も一部のオポチュニティ型ファンド等を除いては、トータルリターンに基づいた投資判断が主流となっており、コアプラス型投資戦略もその一例です。
個人投資家の方からのご相談には、私たちも迷わずこの手法をおすすめしています。

「うーん、何だか少しもの足りないなあ~」という方に一言。
不動産、とりわけ収益不動産は金融の蛇口が弛んで市場の資金が増えると値上がりし、利回りが下がってきます。その逆に金融の蛇口が絞まると値下がりし、利回りが上がります。収益不動産の価格は常に金融の動きによって決定される運命にあります。株式市場が金融の動きに極めて敏感であることは周知のとおりですが、不動産の値動きは株式市場に比べてはるかに遅効性がありますので、実際の金融政策と足元の不動産価格には少なからずズレが生じます。このズレをうまくとらえることができれば、キャピタルゲインの獲得も不可能ではありません。
必要なものは下記4点セット。ただし、熟慮のうえ自己責任でお願いいたします。

 ・資金調達力(短期から長期まであらゆる期間に対応できること)
 ・
情報収集力(市場に出る前のレアで格安の情報を集められること)
 ・
優れた分析力(物件特性と市場動向を精確に分析できること)
 ・
度胸と勝負運(神に選ばれた人だけが持っている資質なのかもしれません)

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