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レバレッジ効果を可視化する
ROEの活用で効率的な不動産投資を

銀行ローン不動産投資

「てこの原理」はご存じですよね。
強く長い棒を使って、小さい力で、大きなものを動かすイメージです。

不動産投資の現場では、強く長い棒は銀行ローン、小さい力は少ない自己資金、大きなものは高額な不動産の運用に置き換えられます。
少ない投資金額を頭金とし、残りを銀行から借り入れて不動産を購入し、運用することを「レバレッジをかける」といいます。
このレバレッジこそ、まさに不動産投資の本質を表しています。

レバレッジのからくり
現金で1億円の物件を買い、年間500万円の純収入があった場合は、5%のネット利回りになります。
それでは、2000万円の頭金で残り8000万円を銀行から借り入れて、1億円の物件を買った場合はどうでしょうか。

このケースでは、500万円という純収入から借入金の年間金利返済分を差し引いたものが実質的なリターンとなります。
8000万円を203%で借りると、年間の金利返済分は約240万円なので、実質リターンは500万円から240万円を引いた260万円です。
頭金は2000万円でしたから、頭金に対する投資利回り(利益率)は13%になります。

現金で買うときの投資効率が5%であったものが、銀行融資というレバレッジをかけることで投資効率が13%に跳ね上がっています。
これこそがレバレッジ(てこの原理)のからくりなのです。

レバレッジとROE(リターン・オン・エクイティ)
全額自己資金では5%の利回りであったものが、2割の自己資金に減らすことで利回りが13%になる。
このように、自己資本(エクイティ)に対する利益率は、ROE(リターン・オン・エクイティ)と呼ばれています。投資効率を可視化し、レバレッジ効果を計るための重要な指標のひとつとなっています。
銀行からの借り入れ(レバレッジ)を活用することでROEが改善され、より効率的な不動産投資の判断が可能になります。
ROI(リターン・オン・インベストメント)も同義語です。

 

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